ベートーヴェン ピアノ・ソナタ総合 その3
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0473名無しの笛の踊り
05/01/28 12:13:50ID:qURzhNkRさんざんがいしゅつのような気もするが。。。
ヴェデは他の曲でも全体の流れと様式をつかみきれず、譜面を丁寧にさらう
ことでかわそうとするために生じる凝滞がかなり目立つ。
解釈は全体的にはバックハウスやシュナーベルといった19世紀ロマン主義か
ら20世紀の原典解釈主体の演奏に推移した頃の演奏家たちの演奏に範を取っ
ていると思われ、彼らの演奏の延長上にあるものと言える。そしてそれらの
演奏を本人が取捨選択しているにすぎないから、どうしても整合性を取りに
くい部分や、全体の流れといった部分の弛緩が目立つ。
例えばこれが現在のピリオドや書誌学を踏まえた原典主義と比較してしまうと、
装飾音の取り扱いなどは言うに及ばず、ベトの曲は低音部(左手パートの)の
ペダルの使用法とによる荒々しさが代名詞だったことなど、全く反映されてい
ない。ましてや>>464の「繊細な響きを持つ」や「洗・練・さ・れ・て・略」
などとは対極にある音楽なのに、464はそのことすら分かってはいない。
ヴェデという演奏家が実力のわりには名が上がらなかったというのは寂しいけ
れども、時代性や演奏を聴く目や耳がある人たちから取り上げられなかったの
も分かるような気がする。
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