フランソワって、怪奇趣味なのかねぇ。お気に召さなくて残念です。あの
シンコペーションをヒキガエルでも潰すかのようにひしゃげてやってる所
なんかがダメなんでしょうか。
自分で弾くときはそれこそ「スウィング効かせて」って感じに酔うのですが、
フランソワの、サビをわざと流すような節回しを聴くと「ああ、上品って
こういうのか」と感心します。要はフランソワまんせーということなのですがw

トンボーは6人の戦死した友人に捧げた曲ですし、もとの舞曲形式を重んじる
のか、その奥の痛切な部分を重んじるのか、どうでしょうね。僕個人的には、
ドビュッシーのアルカイズムなんかとラヴェルの音楽はかなり本質的に違って
いるように感じます。優雅とか高雅とか、曲のタイトルにはよく付いていますが、
皮肉で付けたんじゃなかろかと疑ってしまうくらい、陰がある音楽だと思います。