それにしても、ラヴェルはすばらしいですね。
僕は、高校時代に、ボレロを聴いたのと、友達から、「これ、お前がすきそうな曲だ」と言って、クープランの墓のリゴードンのテープを渡されて、参ってしまいました。
私見だけど、ラヴェルは、「人の熱狂」とは何かをよく把握していると思う。
スペイン狂詩曲のあの最後の爆発するような感じ。
僕自身は、ベートーヴェンではあまり強い印象を受けないんだけれども、ラヴェルを聴いていると涙が出てくることがある。
芸術のために生まれて、偉大な足跡を残し、死んでいった、真に芸術家と言える人だと思う。
晩年、脳の障害で曲がかけなくなったけど(頭脳は明晰で、頭の中にいくつも曲が浮かんでいたのだが、言語にかかわる部分をやられたので、記譜できなかった。まるで精神的幽閉だ!)、ラヴェル・ファンとして、それが悔やまれてならない。