メロフォンは形がホルンに似てるというだけで、起源はホルンとは全く別。
ベルギーの発明家アドルフ・サックスという人がいて、この人はサクソフォーン属とサクソルン属という楽器群を発明した。
サクソフォーン属は知っての通りジャズや吹奏楽・一部近代オケ作品で使われる金属製木管楽器。
サクソルン属は円錐型をした金管楽器属で、コルネット(フランスの管弦楽曲で頻繁に使われる小さなトランペット)、フリューゲルホルン(ジャズで使われる)、
テナーホルン(アルトホルンともいう)、バリトン(マーラーの第7番やホルストの惑星で使われる)、ユーフォニアム(吹奏楽で御馴染み)、
バス(Es管チューバともいわれるが構造はチューバとは別)などがある。

で、メロフォンはそのサクソルンから発達した「ホルン型サクソルン」で、あくまでサクソルンであってホルンとは異なる。
1890年代のパリでかなり製造されていた記録があり、後のフランスのピストン式ホルン(いわゆるコル)の起源という噂もある。
パリ音楽院管弦楽団の伝説の首席奏者ルシアン・テーヴェも吹いていたとかいないとか。
日本のメーカーではニッカンが有名だが、アメリカのCONNあたりも出しているという噂もある(未調査)。アレキも作っていた?
あと「メロフォン」というのはそもそもは楽器の名前でなく、商品名だったという説もある。