イッキ飲みで…肝機能障害、先輩らを傷害で告訴

 新入生歓迎コンパでイッキ飲みなどを強要するアルコール・ハラスメント
(アルハラ)を受けて肝機能障害になったとして、大阪音楽大学短期大学部
(大阪府豊中市)の元男子学生(19)と両親が、先輩学生2人と非常勤講
師の計3人を傷害などの容疑で大阪府警豊中南署に告訴したことが19日分
かった。
 元学生側は、大学側にも「コンパを放置した責任がある」と訴えており、
大学側は、今春のコンパを中止するよう学生に呼びかけるなど「再発防止に
努める」としている。
 告訴状などによると、元学生は昨年4月23日夜、大学近くの居酒屋で開
かれたコンパに出席し、当時4年生と2年生の先輩学生に無理やりビールや
焼酎などを飲まされた。同席していた非常勤講師はこれを放置し、元学生は
こん睡状態になった。元学生の話では「飲めない」と断ったが、先輩学生は
ビールをイッキ飲みさせ、「気分が悪い」と訴えると、店の近くの溝で何度
も吐かせ、飲ませ続けたという。元学生は1か月後に「急性アルコール中毒
による肝機能障害」と診断され、療養のため長期間、大学を休まざるを得な
くなった。元学生は中学時代から続けてきたチューバを演奏できなくなった
ことなどから今年3月に退学した。元学生は「好きな楽器を吹くこともでき
ず、残念でならない。飲酒被害の恐ろしさを訴えたい」と先月末、告訴に踏
み切った。
 大学側の調査に対し、先輩学生は「強要はしていないし、元学生は『飲め
ない』とも言っていなかった」と話したという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050420-00000301-yom-soci