みなさん、レスありがとうございました。
ベームのモーツァルトの40番はやっぱりクラリネットなしですよね。うちの装置が
ボケなのか、それとも私の耳がアホなのかとちょっと不安だったんです。
ウィーンフィルとの76年録音の方はライナーノートにクラリネットなしと書かれて
います(国内初出LP 黒田恭一 大した内容の解説ではありません)。

ちなみにクラありとしている評論家は、諸井誠と吉井着亜彦です。

諸井誠は、レコード芸術誌の「交響曲エミネントCD 名曲徹底分析」という連載で、
ベーム/ベルリンフィルの61・62年録音に触れていながら、アバド/ロンドン響の80年
録音を「クラリネット抜きの版でレコーディングした最初のものである。」と明記。
単行本化された「諸井誠の交響曲名盤探訪」(音楽之友社)においてもそのまま。

さらにひどいのは吉井亜彦。「クラシックCDエッセンシャル・ガイド 聴きくらべ」
(学習研究社)において、ベーム/ベルリンフィルとアバド/ロンドン響のディスクを
比較、ベームがクラリネットあり、アバドがなしという点を大きな違いとしている。
「やはり、ここにはクラリネットが加わっているかどうかのちがいが大きい。とりわけ、
クラリネットが大いに活躍する終楽章など、その差は歴然。」

ウソのようなホントの話です。