高校時代にJ.J.フックスの「古典対位法」に出会ったときは
弟子と師匠の問答形式がとても面白かったのと
和声で音合わせをしていた頃に、対旋律という線で合わせる音楽の理屈が
とても新鮮だった憶えがあります。
実際にキャロルなどを教則通りに斜行、平行などとアレンジすると
不思議とそれらしく響くので素人目にも面白い本でした。

当時は何も知らず純正調の出るヤマハのキーボードで音を取ってたのですが
メロディの進行で固い部分が出るのを、どういう風に解決するか?という課題があって
ルネサンスの場合は、斜行があると5度の響きを得るため3度はピタゴラス的に広く
平行のときはミーントーンで3度を狭く取る、という感覚を持っていたように思います。

G.ダレッツォ師「ミクロログス」などを含めた
9-11世紀の音楽理論書の原文ページを見つけたのですが。。。ほぼ絶叫状態です。
ttp://www.music.indiana.edu/tml/9th-11th/9TH-11TH_INDEX.html
フックスの本も基本的には中世のオルガヌムの教則本に沿っているようですが
細かい注意点の美観がルネサンス時代のものを基準にしているようです。