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◆■◆トルバドゥールになりたい■◆■

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0001吟遊詩人04/08/19 02:01ID:HW2UEOhV
いえ、ね。夏の終わりにそう思ったんです。
フィドル片手にご婦人方の前にハベって歌うんですわ。

秋にはギター片手に酒場のながしに変わってるかもしれません。。。
0002名無しの笛の踊り04/08/19 02:10ID:xDJl7ws5
キモイヤツ。で、クソスレたてるか。マジで死ねよお前みたいなヤツは。
0003吟遊詩人04/08/19 02:12ID:7IASib8L
なりきりグッズのリスト

歌集…まずこれが必要ですわね。さて何が良いか?
イカットの布…アラビア風ショールの代りです。
単パンに白タイツ…必須ではありません。
フィドルか縦笛…フィドルは10万くらいだそうです。弾き方知りません。なので縦笛も追加。
街のおばちゃん…本当にハベってくれるでしょうか?
0004吟遊詩人04/08/19 06:57ID:vFBu3NE8
好きなCDです

ダンテとトルバドゥール 演奏:セクエンツィア(DHM盤)
 12〜13世紀のダンテと関わりのあるトルバドゥール芸術を集めたもの。

パリのエスコリエ 演奏:Ens.ギル・バンジョワ(Cantus盤)
 13世紀パリのトルヴェール芸術を集めたものですね。

ピエ・カンツィオーネス 演奏:ホルトゥス・ムジクス(Musica Sveciae盤)
 フィンランドの宗教歌集です。色んな時代のラテン聖歌が集められています。

イタリアの民謡と聖歌 演奏:コンパーニュ・ノナ・シマ(Musique du Monde盤)
 中世イタリアの民謡と聖歌をパントマイムを織り交ぜて演奏する集団です。

Putunik 演奏:Sirine Ensemble(Opus111盤)
 ロシアの巡礼をかたどって中世聖歌を集めた珍しいCD。スラヴ民謡風の歌い方が良いです。

不思議なのは、この手のCDがオムニバス扱いで異常に多いこと。(検索で250枚近く)
どこで知り合って演奏技術を磨いてるんでしょうかね?と、さらに不思議に思う。
楽譜は、ピエ・カンツィオーネスが出版されているのですが他は…捜してきます。
0005名無しの笛の踊り04/08/19 21:38ID:lienvGje
意外と良スレの予感。
0006吟遊詩人04/08/20 02:15ID:vh8pBY5/
やっとひとつの楽譜を見つけました(これだけ捜すのに2時間。。。)
で、4−6週間って、普通に手に入る部類なのでしょうか?

聖フランチェスコ時代のラウダ集(Cortona Ms.91など)
Altitalienische Laudenmelodien
Durrer, Martin, Barenreiter, Kasel 1996 $74.95(52,00 EUR )
ttp://www.sheetmusicplus.com/store/smp_detail.html?sku=BA.BVK1297
ttp://www.baerenreiter.com/cgi-bin/mask_baer/baerenreiter/baer?ac=3-7618-1297-3

元の写本はこんな感じの部屋に置いてあるようですね。
ttp://www.dba.it/cortona/
0007名無しの笛の踊り04/08/20 03:25ID:ULRnljTD
ふと電波少年のウクレレえいじを思い出した。
0008吟遊詩人04/08/20 07:50ID:Ug3XYCEZ
そうならないように頑張るんだいっ!
0009名無しの笛の踊り04/08/20 08:40ID:oNk5sFA+
私も今夏、トルバドゥールに興味があって、CDを買ったんです。
世界最古のトルバドゥール、ギョーム9世のはよかったですよ。
HMVの古楽コーナーですぐ買えると思う。
トルバドゥールの音楽は、夏にテラスのパラソルの下でキーンと冷えた白ワイン
でも飲みながらきくのがいいね。もっとも今夏は猛暑だったので室内ですが。
0010吟遊詩人04/08/20 11:03ID:UlqdqOkY
トルバドゥールやトルヴェールは創作をする人で楽士はジョングルール(ミンストレル)。
昔の演奏では孤独にハープなど爪弾く演奏が多かったですけど
最近は楽士をひきいて賑やかに披露する演奏が増えましたですな。

で、楽譜を探して演奏しているうちはジョングルール。
そのうち作詞・作曲などで認められるとトルバドゥールに昇格。
なかなか御婦人にハベってもらえるまでの道のりは長いとみた。
0011名無しの笛の踊り04/08/20 12:00ID:oNk5sFA+
私も夏になるとトルバドゥールになりたいとときどき思うよ。
言葉も今のフランス語と違うしね、聴いててすごく不思議な気持ちになる。
0012吟遊詩人04/08/20 12:36ID:UlqdqOkY
いちよ、こういうのが出てるらしいが。。。絶版に近いようです。

Collins, Fletcher [ed.]
A Medieval Songbook: Troubadour & Trouvere
ttp://www.abetitles1.com/servlet/BookDetailsPL?bi=272366522

リコーダー編曲はいっぱい出てるけど、やっぱり言葉の問題が大きいのかな。
0013名無しの笛の踊り04/08/20 20:49ID:p6BA3BUp
         /\
        //\\
      //   \\
     //   __  \\
   //  / ,,.ノ ヽ、,,ヽ \\
  //.  ./| ●  ● |ゝ  \\
//    ヽ|.  (_●_)  .|/   \\
\\     ヽ  |∪|  ノ    //
  \\   ./  ヽノ   l   .//
   \\ /  __ /  //
     \\ {} U }/ //
      \\ ̄ ̄ //
        \\.//
         \/
    ┌───┴┴───┐
    │ 負け犬に注意! .|
    └───┬┬───┘
0014吟遊詩人04/08/20 21:05ID:v/RBg96Q
とりあえず聖母マリアのカンティガ集の楽譜は大小こもごもゲットできそうなので
そこからなんとか始めましょうか?。。。とおもふ。
楽器はプサルテリーやゴシック・ハープというのも魅力的ですよね。
0015名無しの笛の踊り04/08/20 21:09ID:lUT1nkCh

教えてくれ

なんで、闘牛士になりたいのか?
ビゼーの聞きすぎじゃないのか
0016名無しの笛の踊り04/08/20 21:10ID:lUT1nkCh

トーレアドール! なんとからひょん!
いいねえ、エスカミーリョちゃん

0017吟遊詩人04/08/20 21:15ID:hs1kQV5q
カルメンシータに振られた腹いせに、御婦人に恋歌を添える楽士に成り上がろうと。。。
というのはウソでし。


中世歌謡を心技共に楽しもうという一夏の恋というやつですよ。
0018名無しの笛の踊り04/08/20 21:34ID:lUT1nkCh

ようはカルメンのハナシだろ?

いよっ、闘牛ちゃん!
0019トルバドゥール04/08/20 21:36ID:1r/VU01f
今ギョーム9世の曲を聴いてます。ここが現代日本ということをすっかり
忘れてしまいます。これは11世紀末の南フランスの俗語、オック語を
使ってるんですね。アルフォンソ10世の音楽も聴きたいです。
0020トルバドゥール04/08/20 21:39ID:1r/VU01f
まわりに中世歌謡を聴いてくれる人、皆無です・・
0021名無しの笛の踊り04/08/20 21:41ID:lUT1nkCh

花の歌最高、ミカエラねえちゃん!
0022吟遊詩人04/08/20 21:51ID:3uk4TRF8
どうしてペラキチからワーグナーの話題が出ないのかと。。。
トリスタン物語、マイスタージンガー、聖杯伝説と目白押しなのだが。
その主人公たちが奏でた音楽が中世ドイツの音楽なのですよ。

カンティガ集はデュファイ・コレクティヴの演奏で。
キッチュな十字架ケースが、いとオカシでございます。
0023名無しの笛の踊り04/08/20 21:54ID:lUT1nkCh

前田吟 か
0024吟遊詩人04/08/20 22:30ID:hs1kQV5q
日本近代の書生節は、どういうわけかヴァイオリン(フィドル)伴奏で歌ってた。
多分、アメリカ経由でミンストレル・ショーなどが流れてきて受け継がれたと思われるが
こういう土着の楽士の伝統も中世のトルバドゥールやジョングルールの芸能と結び付いてる。
「ナイナイ尽くし」や「のんき節」など日本の押韻詩の系統に加えるべきか。。。というのは冗談です。

ちなみに演歌は、書生節の政治風刺を演説風と受け取った当世流の呼び名で
演技を加えてというのは、浪速節や古賀政男の出現以降のことになります。
これもカルミナ・ブラーナなど権力へのパロディ趣味を伝統として。。。とうのは嘘です。

0025名無しの笛の踊り04/08/20 23:26ID:gHRCZc6c
信州行け。
0026名無しの笛の踊り04/08/20 23:31ID:8oXRUjNs
芸名というか、名乗る名前は考えてあるの?
0027名無しの笛の踊り04/08/20 23:37ID:gHRCZc6c
売り込み先の宮廷は目星つけてあるの…?
0028吟遊詩人04/08/20 23:42ID:0ZSsTBFL
名前か。。。愛と正義の戦士! セー○ー。。。 (*_*)\バキッ
0029名無しの笛の踊り04/08/20 23:46ID:8oXRUjNs
マーキュリーかサターンだとみた。
0030吟遊詩人04/08/20 23:49ID:0ZSsTBFL
おいおい。せめて今夜は畳王様とお呼。。。 (+_*)\バキッ
0031トルバドゥール04/08/21 00:04ID:xePd/KWL
異色のスレ
0032吟遊詩人04/08/21 00:06ID:nTK1cQoS
戯夜羽夢(ギヨウム)とか亜流浮音想(アルフヲンソ)とか。。。下は一郎でも花子でも。
0033名無しの笛の踊り04/08/21 00:11ID:rQ73GuVj
地下道でゆずのコピーかなんかをがなってる連中は、ジョングルールの末裔と思われ。
彼らが宮内庁のお抱えとなり、雅子さんへの報われぬ愛でも歌うようになれば、
吟遊詩人の仲間入り。
0034吟遊詩人04/08/21 00:22ID:UEPAeQdJ
宮内庁の楽士はイケメンが多いからなぁ。。。到底分け入れそうにない。
0035名無しの笛の踊り04/08/21 00:41ID:rQ73GuVj
宮内庁楽師の西洋楽器の演奏レベルには、十分付け入る隙がある。
琵琶でも篳篥でも必死でマスターし、宮内庁楽師としてもぐりこみ、
機会を見て、得意のリュートで、外遊中の浩の宮の留守中に雅子さんを
お慰めする。
0036吟遊詩人04/08/21 06:45ID:Z2Xvb1dt
そうか。静養音楽部があったか。
でも、至純の愛の薬効は、まず街のおばさまたちから初めねば。



てか、まだ楽器も歌集も持ってねぇつうの。カンティガ集、ラウダ集、バラダ集。。。
0037吟遊詩人04/08/21 21:19ID:KTyY54ZV
今日ゲットした楽譜、というか楽譜付きの論文。

'Prion en chantant' Devotional Songs of the Trouveres M.J.Epstein
13世紀トルヴェールらによるマリア賛歌についての論考と歌集49曲。
世俗曲と聖歌の中間にあった当時の状況が示されています。
CDではアノニマス4が取り上げています。
麺のようにスルスルと咽を通る感じがたまりませんねぇ。。。

あとは11世紀アキテーヌ地方でのキリエ歌唱の広がりについての論考と譜例。
Ens.オルガヌムあたりが取り上げていると思うけど未聴です。
キリエ・エレイソンに注釈の歌詞を織り交ぜたトロープスについて紹介されています。
11世紀フランスで作られた聖歌での、ラテン語の押韻法に興味をもって購入しました。
トルヴェールのものと比べるというのも無駄ではないように思います。
0038名無しの笛の踊り04/08/21 23:35ID:gItd/G+s
>11世紀アキテーヌ地方

セクエンツィアが二枚出してるぞ
0039吟遊詩人04/08/21 23:50ID:15+Bfuxi
レパートリーが増えたかな?。。。ゲットいたしましょう=(^o^)ノ
0040吟遊詩人04/08/22 09:03ID:i2OtLODV
ちょっと調べるとアキテーヌはトルバドゥールの故郷なのですね。
本のほうはモノディーですが、CDは初期ポリフォニーのようで
当時の習慣でアレンジしてみるのも一興のように思います。
トルヴェールの歌もアレンジが必要ですし。
フックスの古典対位法くらいのアレンジならできるんですけど
あれは後期ネーデルランドのスタイルなんですよね。(平行5度の禁止)
中世音楽のアレンジについての本も必要になりますね。。。日本語じゃ無理かな。
0041名無しの笛の踊り04/08/22 10:44ID:vuU4OHXT
カルミナ・ブラーナ(もちろんversion originale)を歌ってくれるなら。
0042吟遊詩人04/08/22 14:13ID:bDOdEJbF
歌ってくれるなら。。。だったらどうなるんだよぉ?
気になって昼寝もできないじゃないか!!
0043スナフキン04/08/22 21:48ID:oID0rlB5
吟遊詩人殿は、マンローの「十字軍の音楽」はお聴きですか。
このLPを聴き、吟遊詩人に憧れた、わが青春の日々・・・
0044吟遊詩人04/08/22 22:18ID:5LXd9dqf
十字軍の音楽は10年前ほどにCDで聴いたような。。。
掘り出すまで3日ほど掛かりそうです。
一瞬スンフキンさんが十字軍に参加したかったのかと勘ぐってしまいました。
きっとムーミソ谷も大騒ぎですね。
0045吟遊詩人04/08/23 12:02ID:DeIxhE+i
こ、こんなものがあったとは。。。聖母マリアのカンティガ集のファクシミリです。
探せばあるものなのですねぇ。ただ漏れには解読できない。。。
ttp://www.pbm.com/~lindahl/cantigas/facsimiles/To/
0046吟遊詩人04/08/23 23:16ID:DzNQJJ24
今晩は届いたCDを聴いておるのですが。。。
ラ・レベルディの演奏するデュファイのイタリア様式導入期の歌を購入したつもりが
14世紀のトレチェント様式のCDが届いてしまいました。HMVの紹介、間違ってます。
ttp://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=659686
(正しくはttp://www.hmv.co.jp/Product/Detail.asp?sku=227303)
が、これまたうれしい誤算で、とても心のツボにはまる演奏でございます。

ラ・レベルディの演奏はセクエンツィアなどと比べるとアマチュアっぽい仕草を残してるのが特長で
そのちょっとしたゆとりみたいなものが心地良いのですよね。
ラウダ集のときは托鉢修道士ひきいる信徒会よろしくのユルユルさに「?」が連続してたのですが
トレチェント様式のように構成力がキツイ歌だと、鳥の歌声のごとく楽しさのほうが増してきます。
0047名無しの笛の踊り04/08/23 23:35ID:uzbO6n8j
良スレになりそうで嬉しい
0048名無しの笛の踊り04/08/24 11:07ID:Ck7XUXhE
>>45
GOOD JOB!

ふつうのネウマ譜読みとナントカ書体の解読じゃダメなのか?
譜頭のフラットは“シ”についてるんだと信じたい。
0049吟遊詩人04/08/24 11:39ID:eI8qO/Kx
>>48
現代譜に直されたものを幾つか参照できれば判るように思うけど
ロンドーのように3拍子系に読み換えるのが良いみたい。
トルヴェール歌集の楽譜とアノニマス4の演奏でもそういう違いがありました。

カンティガ集は幾つかエディションが出てるようだけど
とても高価なのと、いつ入荷するのか不明だったりと色々難しいようで。
この前、輸入楽譜屋さんに行ってみて、その現実の厳しさを知りました。

中世音楽のアンサンブルって、何か当たり前のように楽器のアレンジしてるけど
何かノウハウがあるのかなぁ??? とても気になります。
0050スナフキン04/08/24 23:02ID:klUqLvrp
吟遊詩人殿は何だか専門家っぽいので、私などがあれこれ言うのはおこがましいのですが、
中世の、特に単旋律の作品のアレンジって、以下のような感じかと。

・リズムをちょっとずらしたり装飾を入れたりして、ヘテロフォニックにからむ。
・ドローンを加える。
・長・短調に傾斜した旋律線でも、通奏低音風のカデンツは避ける。
・曲想に応じて楽器を適当に選択するが、特に打楽器は大胆に使用する。
・対旋律は、4度主体に構成する。
0051吟遊詩人04/08/25 07:35ID:Pe9ewW5R
>>50 スナフキンさん
自分はルネサンスのモテットやマドリガルはよく歌ったのですが中世物はからっきしなんです。
クリスマス・キャロルを2本のリコーダー用にアレンジしたことがある程度です。

中世の単旋律の歌は、それ自体でトーンをもっているような感じで
メロディの美しさと響きのうつろいを同時に楽しむ感じがあって面白いです。
そういう作曲は大体16世紀前半までがひとつの目安のようですね。
それ以降はメロディが和声に引きずられていくように感じます。

ドローンを使ったアレンジは響きを補完するのに良さそうですね。
ヘテロフォニーというのがいまいち判っていないのです。
ただカデンツ風に3和音が鳴り響くと、どうしてもメロディが重くなるのは判ります。

楽器はレベックがデザインもよいし価格的にも手頃で良さそうですね。
擦弦楽器は初めてですが無謀でしょうか?
0052名無しの笛の踊り04/08/25 15:50ID:9SsHgr3u
高校時代にJ.J.フックスの「古典対位法」に出会ったときは
弟子と師匠の問答形式がとても面白かったのと
和声で音合わせをしていた頃に、対旋律という線で合わせる音楽の理屈が
とても新鮮だった憶えがあります。
実際にキャロルなどを教則通りに斜行、平行などとアレンジすると
不思議とそれらしく響くので素人目にも面白い本でした。

当時は何も知らず純正調の出るヤマハのキーボードで音を取ってたのですが
メロディの進行で固い部分が出るのを、どういう風に解決するか?という課題があって
ルネサンスの場合は、斜行があると5度の響きを得るため3度はピタゴラス的に広く
平行のときはミーントーンで3度を狭く取る、という感覚を持っていたように思います。

G.ダレッツォ師「ミクロログス」などを含めた
9-11世紀の音楽理論書の原文ページを見つけたのですが。。。ほぼ絶叫状態です。
ttp://www.music.indiana.edu/tml/9th-11th/9TH-11TH_INDEX.html
フックスの本も基本的には中世のオルガヌムの教則本に沿っているようですが
細かい注意点の美観がルネサンス時代のものを基準にしているようです。
0053名無しの笛の踊り04/08/25 16:13ID:rwS5vFuT
>>52
マジですか…!?

専門家でも訳出に数年を要しそうな。
0054吟遊詩人04/08/25 16:49ID:9SsHgr3u
ごめんなさい。>52です。
絶叫は「全くダメダメ状態」ということです。
ミクロログスの日本語訳って。。。手に入らないですよね。
0055名無しの笛の踊り04/08/25 19:55ID:rwS5vFuT
あ、いやこちらも>>53ですが、

マジですか…!?

は素直に、こんな資料落ちてるんですか…!
っていう意味です。
0056吟遊詩人04/08/25 22:46ID:zt+oK2yB
>>55
どうも各資料は抜粋で、全部の段落が含まれているというわけでもなさそうですが
図を見るだけでも、統計的にどういうことが当時の話題に上っているか、という感触が判りますね。
いろいろなエディションの違いもあるらしく、後の時代の写本研究当時の書き写した方法によって
図の表記の仕方や多少の異同はあるようです。

私もうっかりしてたのですが The Thesaurus Musicarum Latinarum というプロジェクトで
以下のリンクの下のほうに似たようなマークがいっぱいあるのは
ラテン語で書かれた文献は3-17世紀までほとんどが揃ってるようです。
ttp://www.music.indiana.edu/tml/start.html
14世紀のところでは「アルス・ノヴァ」のさわりの部分も確認できます。

考えてみるとアメリカの情況は写本やそのコピーを簡単に見れる状態ではなく
こういう研究資料を電子情報として蓄えているように思います。
なにはともあれ、文献名だけでなく実物の片鱗に触れさせていただくのは嬉しい限りです。
(コピーライトの確認:ttp://www.music.indiana.edu/tml/)
0057吟遊詩人04/08/25 23:34ID:X7eJD3Nz
>>56の追記
ちなみにもうひとつ便利なのがデータベース用語検索です。
例えば "organum" という用語で引くと、全文献での使用例が串刺しで閲覧できます。
organum speciale 、organum medium, organum superius, organum inferius 等々
意味の分化と技法との関係がプレビューで追えるようにもなります。

検索エンジンで、原文を元にした用語集(=辞書)という使い方も可能なわけです。

こうしてみると中世音楽っていうのは、本当に奥が深いのだなぁ。。。と溜め息が出ます。
0058吟遊詩人04/08/26 16:32ID:Yceqf6p3
いわゆる民族楽器屋さんなのですが、気が利いた小物などもあって面白そうでした。
十字路: ttp://jyu-jiro.com/gakki/index.html
フレームドラムやハープの種類が多いのが魅力に思えました。
ウードなど綺麗な装飾の割に安価な感じがしますが。。。律とか違うのでしょうか?
0059スナフキン04/08/26 22:02ID:yDcNWhmP
>>58
弾き語りには、何と言っても撥弦楽器がいいですね。
このショップの品揃えに、ああ、よだれが・・・
0060名無しの笛の踊り04/08/26 22:44ID:KEzeKFYw
トゥルバドゥール、が原音に近い発音です。
0061吟遊詩人04/08/27 08:11ID:0jD0uM5+
>>59
ケルティック・ハープもレバー付だと扱いが簡単そうだし
パキスタン製も質が良くなってるらしいです。
カンティガ集などウードで伴奏しても良さそうですね。

>>60
原音ほとんど知らないんですよ。オック&オイル語。
例えばtroubadourの語源はtropareという中世ラテン語からきたようです。
”tropesを創る”という意味なのだそうで。pがb、vに訛って発音されてたんですよね。
pの発音がケルト&ゲルマン圏で難しいのはpsychologyなどの発音にも残っています。
(古アイルランド語ではpaterがathairに訛った例もあるようです)
逆にラテン語のvはuとほぼ同じ。trouvereともなると、pが発音されずv=uに近いかもしれません。
rの発音も南欧では巻き舌、北欧では咽音という違いがあり
フランスのようにノルマン&ゴートがケルトに被った地域ではこれも難かしいです。
0062吟遊詩人04/08/27 13:14ID:z2doJ1i5
ウードって、当地ではとても大衆的な楽器のようで売られ方も。。。
ttp://www.geocities.co.jp/MusicStar-Guitar/2038/images/gallery_12c.jpg
こうして、にわか吟遊詩人がいっぱい居るのでしょうか。
日本でこんな風に三味線が鈴なりにブラ下がってたらビックリでしょうね。

アラブ楽器でヨーロッパの吟遊詩人のメロディを弾いてる人はチョコチョコ居るらしく
アラブ音階のフレットが付いたサズという楽器でも弾けるようです。(聞きかじり)
0063名無しの笛の踊り04/08/27 13:39ID:D9wpvTg1
この際ドイツっぽくミンネジンガーでもいいのでは・・・
北フランスがトゥルベール、南フランスがトゥルバドール、
と呼ばれたはずです。
この話題について語るとき、
吟遊詩人→ローランの歌→シャルルマーニュ→東西ヨーロッパ形成、
という風に思考がそれてゆく自分が気持ち悪い。
各地を遍歴したトゥルバドゥールたちは、封建制度のもとで荘園が広がる
自分達の世界をどう思っていたのでしょう。
そして、中世の終わり頃から、「地理上の発見」により経済の重心が西に傾き、
かつての彼らの世界が彼らが生きていた頃のビザンツ帝国のように
都市が発展していったことを、天国でどんな目で眺めているのでしょう。
近代世界システム論なるものが唱えられて久しいですが、
日本では西ヨーロッパが現在にいたるまでの世界を語る上での
起点になっている傾向があります。
しかし、ただ東西ヨーロッパ、そして他の地域が違う歴史を歩んでいっただけなのだ、
と解釈するのが正しいのではないのでしょうか。
ウォーラーステインもきっとそういう捉え方をした上で
この学説を提唱したのでしょう。
音楽から世界を捉え直すのもも素敵な知の営みです。スレ違いスマソ
0064名無しの笛の踊り04/08/27 13:59ID:HuMMJzuI
良スレage
0065吟遊詩人04/08/27 15:52ID:z2doJ1i5
>>63さん
私はまだカジりたてなのでトルバドゥールの歴史的な背景が判ってないのです。
とくに十字軍のこととなるとほとんどお手上げです。
ビザンツ帝国救援でもなく、永続的なアラブ支配の計画もなかったのに
あれだけの情熱を傾けた人々の心がどうもよく理解できない。
スペインの聖ヤコブ巡礼と対になって、東方世界に憧れたのか。。。?

ホイジンガ著「中世の秋」なんて読んでると
恋愛詩とマリア賛歌の繋がりがとても身近に感じます。
文化の熟成期というありきたりな日常に生きる人々が奏でる
奇妙な仕草のひとうひとつが歌舞伎役者のように思い浮かぶんです。
中世ヨーロッパ特有の至高のイメージが見えてくるような気がします。

バルトルシャイティス著「幻想の中世」を読むと
驚くほどオリエント趣味が広がっていて、文化の独自性というのも危うい感じです。
西欧のギリシャ的というのは後世のレトリックじゃないのか? と思うくらいです。
貴族のトルバドゥールの恋愛詩はそういう東洋趣味と繋がっていそうな気もします。

ウードとリュート、吟遊詩人と武勇伝、と繋がると
ウードの子孫の琵琶と平家物語の繋がりなどにも思いを馳せますね。
あれも何だか突如出てきたジャンルだったように思うのですが。。。いかがでしょう??
0066吟遊詩人04/08/28 20:45ID:NV0Bg0N0
中世ヨーロッパのオリエント世界との関わりに思いを巡らすしてるうちに
エミール・マール著「ロマネスクの図像学」がようやく理解できるようになりました。

まずシリア、ヘレニズムの宗教画の伝統を写本をつうじて独自に伝えたルーツの解明と
トロープスやトルバドゥールにみられるラテン聖歌と共通する特長とが折り重なります。
逆に独自性の強い図像として当時の典礼劇との関わりが紹介されています。
復活劇で香料を買う3人のマリア、エマオに現われた巡礼者の姿のイエス、
それぞれがオリエントの図像から逸脱した作品は典礼劇で脚色したセリフと関わっています。
その発展として「ロランの歌」「アーサー王物語」などの武勲詩を主題にした作品が
旅芸人の多く集ったローマ巡礼路に沿った教会堂に残されています。
いずれも12世紀を中心とした出来事として描かれ考証されています。

こうした事柄をひとつひとつ観ていくと、中世の音楽がただ鑑賞するだけのものではなく
人間の営みに深く関わっていた様子が生き生きと感じられます。
0067スナフキン04/08/29 20:21ID:JqmNdRUi
レスが高尚過ぎて中々ついていけませんが、第6次十字軍に従軍したとされるミンネゼンガー、
ワルター・フォン・デア・フォーゲルヴァイデにとって、エルサレムはどのように映ったのでしょうか。
かの絶唱、パレスチナの歌は、マンロー盤などで聴く限り、神聖な憧れの地に辿り着いた喜びより、
疲れ果て、アラブの進んだ文化に圧倒され、十字軍の正当性に疑問を抱く、一詩人の心情が
込められているように思うのは、穿ち過ぎでしょうか。
芸術家には、為政者の思惑を超えた、真実を見抜く視点があってほしいという、私の願望かも
しれませんが。
0068名無しの笛の踊り04/08/29 21:21ID:L+FA/Sfb
音楽・楽器の歴史
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/whis/1067605873/
0069吟遊詩人04/08/29 21:46ID:HJR9Ge+x
ワルターは伝説的ともいえるミンネゼンガーなんですね。
調べてみるとパスラーレ風の「低きミンネ」の他に格言詩を得意としてたようです。
美しい修辞よりもユーモアを交えることで人間の本音を引き出すのは
カルミナ・ブラーナの精神と同じ血を受け継いでいるようです。
ワルターは騎士ですが、放浪学生、職人ギルド、修道僧。。。
ドイツの中世は一筋縄では行きませんね。
0070吟遊詩人04/08/29 23:38ID:pKnAqhOf
中世音楽を話題にするとき
作品論を言ってるのか社会史を言ってるのかゴッチャになるんですよね。
そういうパラドックスに頭を悩ませたり逆に楽しんだり。。。そんな感じです。
それだけ演奏される場と生活習慣とが密接に関わってた時代なのだと思います。

ドイツの放浪楽師となると阿部謹也著「ハーメルンの笛吹き男」での著述が実感が湧きますし
もう少しフォーマルなものだとW.ザルメン著「音楽家の誕生」で通観できます。
放浪楽師は身分よりも現金収入を選んだ人々のようです。
こうした人たちからみるとカルミナ・ブラーナはまだ誇らしい歌のようですね。
14世紀の情況が抜け落ちてるのは迫害の最も激しかった時期で
15世紀には町の楽師として定住し身分も安定していくのですが
16世紀以降の版画では放浪楽師は老夫婦という設定が定着していることからも
吟遊詩人のスタイルは前世紀の遺物のように扱われていたように感じます。
16世紀スイスの「放浪学生プラッターの手記」など読むと
街角で喜捨をもとめて聖歌を歌う子供がいる一方で
街へ入るには市民との知り合いである証明が必要だったとのことです。
街内で楽師を囲い込む反面、放浪する楽師を規制していた名残が伺えます。
18世紀のクヴァンツの自伝など読むと、楽師の徒弟制度が残されていたことに驚きます。
19世紀初頭のシューベルトの歌に出てくるライアー弾きが最後の姿でしょうか。

こうして通観すると演奏スタイルそのものとは別に
時代によって聴く人々の身分や評価で大きく変わっているのが判ります。
往時の騎士の姿で恋する人を演じるか、身分を隠し謎めいた格言を吐く放浪者となるか。。。
これもちょっとした楽しみのようでもありまする。
00716304/08/30 19:38ID:+A2+GY5h
>>67さん
もはや十字軍は第4回以降はめちゃめちゃですからね。
聖地奪回なんてのはもはや建前に過ぎなくなってしまいました。
封建制の下で秩序の安定を迎えた西欧に、その秩序の安定により
商業の復活を迎え、荘園制が動揺し、都市が復活します。
第四回十字軍は、西欧で発展した都市の一つに数えられるヴェネツィアの商人が、
東欧の都市、商売敵であるコンスタンティノープルを攻撃し、
一時ビザンツ帝国を滅亡にまで追い込みます。
ただこの裏で糸を引いていたのがローマ教皇インノケンティウス3世です。
彼もビザンツ帝国のコンスタンティンノープル総主教を
憎らしく思っていましたから、ヴェネツィア商人と利害が一致したわけです。
こうして十字軍が腐敗していく中で、
(皮肉にも教皇権はその後衰退していきますが)
中世という時代が終わりを告げていきます。
第六回十字軍については詳しくありませんが、イスラームとの対立から始まった
純粋な宗教的情熱が衰えているのは明らかですから、
67さんのおっしゃることも充分に考えられます。
0072名無しの笛の踊り04/08/31 23:58ID:lMrXlaG0
吟遊詩人は旅に出ちゃった?
0073吟遊詩人04/09/01 00:30ID:JJT78DMg
ウードの修行にアラブ方面に逝くか
ケルティック・ハープの研鑽のためアイルランドに向かうか
悩んでおりますわ
0074吟遊詩人04/09/01 07:18ID:3J6Gj+Ke
いちよ行の終わりをu-aの母音で統一し爽やかさを演出したのですが。。。
ただのネカマ風だったりして。。。(鬱
0075吟遊詩人04/09/02 07:18ID:UvOl2BB2
観るだけよ〜ん。高級写本ファクシミリのカタログでし。
ttp://www.finns-books.com/contents.htm
例えばトレチェント〜初期ルネサンスのSquarcialupi Codexのお値打ちは。。。
ttp://www.finns-books.com/fsquarc.htm
ttp://perso.club-internet.fr/brassy/PartMed/Trecento/trecento.html

$2550(チーン。。。)
0076吟遊詩人04/09/02 09:12ID:R+y4Tyog
あと結構笑えたのがコレ。
「中世ヨーロッパを作ろう」
ttp://www.delprado.co.jp/collection/europe/index.html
100週に分けてパーツが送られてくる気の長いシリーズ。(既に98まで発売済み)
ファンによる製作サイトも幾つか立っているようで。。。


もうひとつトルバドゥールの活動拠点として考えたのがスペイン村やオランダ村。
志摩スペイン村、湯の児スペイン村、長崎オランダ村、瀋陽オランダ村。。。
トルバドゥールは世界を駆ける。愛のあるところならどこまでも。。。
0077名無しの笛の踊り04/09/03 23:12ID:T5Wn/Z9F
吟遊詩人がいないよ。
0078吟遊詩人04/09/04 11:50ID:ScjTj9EG
今日はディランを聴いてるよ。Mr.ジョ〜ンズ ヽ(´▽`)ノ
0079スナフキン04/09/04 20:59ID:qMu5XbdI
とりあえず、地下道でマショーの弾き語りでもやってみようかと。
0080吟遊詩人04/09/04 21:15ID:6+bJhfAy
おおっ!活動開始ですな。
マショーといえば老人になってもファンの女性と恋文を交わしたという伝説の御人。
ヴィルレー、ロンドーと楽しみは尽きないですね。
0081吟遊詩人04/09/05 21:57ID:AfU5Vp+i
トルバドゥールの楽器として挙げられるリュート伴奏の演奏って意外にないですよね。
ハープ、フィドルは多いのすが。。。絵的にも15世紀の歌人の姿に顕著みたい。
実際どうなのでしょう?
0082名無しの笛の踊り04/09/06 00:48ID:x2KUC3/F
衣装の準備は出来てるのですか?
0083名無しの笛の踊り04/09/06 00:51ID:kBBmwdnt
カストラートになりたい
0084吟遊詩人04/09/06 12:35ID:0dhG1fBm
>>83
カストラート…今さらチョン切っても遅いぽ
0085名無しの笛の踊り04/09/06 22:05ID:3yj4ofdq
>>79
地下道でストリートミュージシャン風の若者が、
マショーなんかやってたら、感動して夜眠れなくなるよ〜
0086名無しの笛の踊り04/09/08 14:35ID:la5gj/Cm
めざせ!重要無形文化財。。。適用:大道歌本屋
0087名無しの笛の踊り04/09/08 19:32ID:U7CTNs3m
初心者ですが、
地方のタワレコくらいでも流通していて、
入門用におすすめのトルバドゥールものってありますか?
録音は90年代半ば以降をキボン。
0088吟遊詩人04/09/08 20:24ID:rh8pnMt2
>>87
よく売れているのは以下のもの
●ワン・ヴォイス 演奏:キャサリン・ボット(Sop)
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005FKOV/
●プロエンサ 演奏:ポール・ヒリアー(Br)
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000026012/

個人的にお勧めなのは以下のもの
●パリのエスコリエ 演奏:Ens.ギル・バンジョワ(Cantus盤)
ttp://www.cantus-records.com/eng/txt/e_c9616.html
13世紀パリのトルヴェール芸術を集めたものだけど、選曲、演奏が良くてお気に入り

個人的にはトルバドゥールのみでストライク&ズド〜ンよりも
あとの周辺国への影響を含めたほうが本来の広がりを理解できるような気がしてます。
0089名無しの笛の踊り04/09/09 07:12ID:Ku5hjSpp
>>88
おお、ありがとう。
個人的レコメンドが確かに素敵そうですが、
ひとまずワン・ヴォイスのほうが売ってないかCD屋
言ってみまつ。
0090吟遊詩人04/09/09 13:08ID:LeyWRjvv
以前はイギリス系の古楽奏者じゃなければ
「演奏ヘタクソ」でバッサリ斬ってたんですけど
最近はラテン系ミュージシャンのゆるゆるな感じが
たまらなく好きになりました。

ヴェラール氏のアンサンブルは巧いのですが
いわゆるカッチリ精度良くというよりは
各自の自発性の範疇でまとめます。
レベルディなどは家庭料理のような雰囲気で和みますね。

つとに気になってるのがヴェラール氏のCDに載ってる
耳を押さえながら歌ってる写真。(実はメンバーも。。。)
旋法についての細かい配慮をしているのか?と思っとります。
リソース知ってる人がおりましたらお願いします。
0091名無しの笛の踊り04/09/09 19:25ID:Ku5hjSpp
>>88
無かった…田舎者逝ってきます。

webで買うしかないか。。
0092名無しの笛の踊り04/09/09 19:47ID:TWLjwtcn
>>91
ガンガレ。漏れも田舎者だが何とかエンジョイしている。

「トルバドゥール詞華集」 瀬戸直彦 /大学書林
というのがあって、注文してしまいますた。
ラング・ドックと日本語との対訳本だそうです。
0093吟遊詩人04/09/09 21:29ID:WI8mXSca
都会では常に新しい音楽やってても
田舎では昔ながらの雅な音楽をやってるんだい!!
…って、900年前のだけど。
0094吟遊詩人04/09/10 09:15ID:Wjr4MH2T
トルバドゥールを廻るモチーフ

◆トーナメント
名誉の他に真実の愛を賭けて闘ったということも多かったようで。
ラッパと太鼓の華やかなエスタンピーが騎士を誘導します。
聖母のカンティガ集ではトーナメントよろしく始まる録音もあります。
北仏ではピュイという歌のコンクールが行われ
優勝者には冠を模したトロフィーが与えられました。
カントゥス・コロナトゥスという名称の云われともされています。

◆サンチャゴ巡礼路
アルビジョワ十字軍で没落したアキテーヌ地方の騎士が辿った道は
サンチャゴ巡礼路の反対方向(北仏、南独、北伊)だったようです。
ちょうどルネサンス期のブルゴーニュの作曲家を思い浮かべると
イタリア、ドイツ、フランスでそれぞれ活躍の場を見出してるのと
似ていなくもありません。
それぞれの地域文化の応答も面白いもので
イタリアでは教会のモザイクで騎士物語を描き
ドイツでは警句や道徳の規範で応え
北仏では宮廷政治の一部としてイギリスにも波及します。
スペインの状況はセファルディやモサラベ、ドイツからも楽士が集い
王の前で演奏をしたといいますので
本来の南仏の状況はこっちに近かったのかもしれません。
0095名無しの笛の踊り04/09/10 12:58ID:Fo93E3in
>>25
ワロタ
関係者の人ですか?
0096名無しの笛の踊り04/09/10 17:41:45ID:VvD5bUL4
>>95
関係者の知り合いなだけで、
名前しか知りません。
0097名無しの笛の踊り04/09/10 17:50:25ID:VvD5bUL4
うちにあった!!トルバドゥールっぽいCD

ARTENOVA / Clemencic
guillaume de Machaut
La Messe de Nostre Dame
[1]-[5]
Minstrels and beggars play at the entrance of the church.

これってトルバドゥールでいいんですよね。いいわぁ。
0098吟遊詩人04/09/10 19:36:08ID:MDtu3qSm
>>97
う〜ん、オシイ。外角いっぱいの釣られ球という感じでしょうか。
ttp://www.medieval.org/emfaq/cds/atn85289.htm を見ると
マショーは14世紀のアルス・ノヴァの大家
Li Roi de Navarre シャンパーニュ伯チボーは13世紀のトルヴェール
その他の無名氏は11世紀前後のセクエンツィア作家のようです。
(一部フランス語の世俗曲も見受けられます)

題名のように聖堂の入り口での乞食やミンストレルが歌ったレパートリーを並べたもので
いわば亡命した吟遊詩人が徘徊した14世紀初頭の北イタリアの情況そのものだと思います。
この後にトレチェント芸術がフィレンツェ、ボローニャ、ペルージャという都市に展開していきます。
とても興味深い視点&録音ですね。
0099名無しの笛の踊り04/09/11 06:17:46ID:IY9xgsV4
なるほど、ちと違うのですね。
やっぱり注文せねば…
0100吟遊詩人04/09/11 07:43:17ID:PTmwYSmX
>>99
いや、その、わらしべ長者ってやつですよ。
クレマンシック師の彗眼鏡でみた吟遊詩人の末路に思い寄せ
また黄金期のアキテーヌ公国の雅に心寄せるもよし。

ちなみにこういうのも出てるのでどうぞ。(デュイジっていかにも伊達男。。。)
ttp://www.hmv.co.jp/news/newsDetail.asp?newsnum=308260001

アキテーヌ公ギョーム9世の作品が含まれるCDは以下の通り
ttp://www.medieval.org/emfaq/composers/trobador/guillaume.html
0101名無しの笛の踊り04/09/11 15:18:53ID:kM419iea
このスレ的にはクレマンシックの評価ってどうなんでしょう?
私は仏HMの中世ものとか大好きだったんですが、
評論家筋からは「やりすぎ」とかあんまり評判がよろしくないようで・・・。
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