グラモフォンの新譜『GERMAN OVERTURES』を買った。
「静かな海と〜」のトラックが10分程度だったので、これは激速!?
と思い、聴いてみると、なんと「フィンガルの洞窟」だった。
大手レーベルのくせに、信じられない・・。

しかし、怪我の功名で、このCDは素晴らしかった。
フィンガルの後半のクラリネット・デュオの部分は最高。
クラリネットの手柄と言うより、ウィーンフィルの弦楽器の超人的な力量が素晴らしい。
真夏の夜の夢も、上々の出来で文句なし。
そして、特筆すべきはウェーバーのオイリアンテ序曲。
ウェーバーが好きな人なら、きっと衝撃を受ける名演です。

自分はどちらかというと古楽器オケのファンなんだけど、
さすがにベルリンやウィーンが実力を出し切った時の演奏はスゴイ。
誰も真似できない。
ベルリンやウィーンの演奏には、芸術的な感動があり、畏敬の念を生じる。
一方、優れた古楽器オケの演奏は、聴いていて楽しかったり、気持ちよかったり、あったかい感動がある。
(ペーター・マークは後者かも?)
現代オケと古楽オケ、両方で感動できれば、クラシックは二倍楽しめるね。