バーンスタイン&ウィーンフィルのベートーヴェン全曲録音から流行となった
複数テイクで修正ありのライヴ録音は、ベームのような生でこそ真価を発揮する人に
ふさわしかったのではないだろうか。もう少し長生きしてくれていれば・・・。
(デジタル録音よりそっちの方が残念だ)

一方、カラヤンが最後までライヴ録音には消極的だったのは、バーンスタインに
対抗していた部分もあったのかな? 例外的にライヴで録ったのがベルリンフィル
とのマーラーの第9というのも意味深げだよね。
ウィーンフィルとならコントロールの衰えた晩年の方がライヴで面白い味わいが
出てきたろうに・・・

カルロスもいなくなった今、ウィーンフィル相手にライヴで真価を発揮する
指揮者って誰がいるだろう? ムーティもアーノンクールもリハの延長みたいな
実演しか聴かせてくれないような気がする。
ゲルギエフ? 確かに面白いことは面白いのだが・・・