ショスタコーヴィチを見ている。
鳥肌が立ちっぱなし。
ベートーヴェンより音楽の振幅が大きいのに
指揮棒や長身痩躯の体は逆に動きが少なくなるん
だが、目はその逆でよく動く。
第一楽章の大見得を切る箇所でオケを睨み付け
ながら右から左に視線をゆっくり移動させ
ぱっと振り返って棒を一閃するとこなんて
丸で歌舞伎だよ。
第三楽章なんて目だけで指揮してる。
棒は時々申し訳程度に動かすだけなんだが
オケの緊張感はピークに達してるのが30年も前
に収録された古い映像から生き生きと伝わってくる。
いやいやあ匠の世界だねえ。
素晴らしや。