>>179
漏れにもチェロ協奏曲は名品とは思えない。
しかしこの曲が作られた経緯には興味深いものがある。

当初、この曲は三楽章形式で完結する予定だった。
ところが作曲中にシュニトケは心筋梗塞に襲われ、闘病生活を送ることになる。

よく知られているように、この病気を境に彼の作風が大きく転換する。
それ以前に較べて少ない音で、平易な表現になる。

本曲に関しては、病気から回復後にシュニトケが終楽章を追加することになった。
この楽章には彼の後半の作風の特徴である静謐さと瞑想的な作風が現れている。