みーしゃとアファナシエフとウゴルスキとの比較だけど、
みーしゃの場合、なんだかんだ言っても旧ソ連体制下でそれなりの超エリートだったのに比べ、
アファとウゴは、ユダヤということもあったし、趣味が反体制的でもあったので冷飯を食わされてきた人たちですね。
だから、みーしゃにはアファとウゴに染み付いてるような「ルサンチマン」めいた怨恨、怨嗟のような「汚れ」の要素が精神にも演奏にも容貌にも感じられない。
アファの演奏を評して誰かがグロい腑分けだと書いてたけど、そういうことをしてみせる必然性がみーしゃにはまったくないんですよ。
アファやウゴってのは、見るからに変態ですよって主張してるようなもんだけど、(隠そうとしてもにじみ出てるわけで)、
「品」が感じられないとすれば、彼らの育ちや経歴に大きく原因してると思います。
私は個人的には、アファはそれなりに著作や文学趣味もあってインテリっぽいみたいだけど、
経験的に言えば私の出会ってきた人間の中で、本を読んだりためこむのは大好きだけどそれがまったく身にならないっていうか、
知性の活用方法を間違えてる人たちに似ています。ヒドイこと書いてると自分でも思うんだけど、
ですからアファを変態と呼ぶには差し障りはないと思いますが、みーしゃの場合にはためらいがあります。
アファやウゴがクラヲタに絶大な人気があるのはわかるんですが(浅田彰の例の宣伝文句もありますしね)、みーしゃとは別物です。