ドストエフスキーの『地下室の手記』に、みーしゃをはじめとするロシアの演奏家についてともとれる記述が・・・。
省いた部分や前後の部分にもとても面白いことが書いてあるので、機会があれば読んでみてください。

以下引用(江川卓訳)

われわれロシア人には、一般的にいって、ドイツ流の、分けてもフランス流の現実ばなれした
ばかげたロマンチストは、かつて存在したためしがなかった。
(中略)
わが(ロシアの)ロマンチストの性格は、ヨーロッパ流の現実ばなれした連中とはまったく
正反対で、ヨーロッパ流のものさしなど、どれもこれも物の役にもたちはしないのだ。
(中略)
わが国にもばかなロマンチストがいることはいたが、そんな連中は問題にするにもあたらない、
というのは、彼らはまだ油の乗りきっていた最中に、すっかりドイツ人に生まれ変ってしまって、
(中略)ドイツのどこか、それもおおかたはワイマールとかシュワルツワルドといったあたりに
移住してしまったからである。