小学2年で移ってきた生徒。ハノンをたくさんやってきた生徒で第一部は2クール終わったらしい。
でも、手全体が固まっている。手首が上下する。腕で押すように弾く。
指の付け根からにぎるように弾くのよと教えた。(第一間接がうごいていないため)
すると素人親が「先生が教えてくださっているのはハイフィンガーですね」といってきた。
前の先生のところでは「鍵盤に常に指が触れていること、指をできるだけ上にあげないこと」
を教わったそうだ。指を一本づつあげていくハノンの練習法も私に教えてくれた!!

大人気なくムッとしたが「それはレガートタッチのことだと思います。それも大切ですが、
子供のうちは間接をよく動かすことが重要だと思います。一本づつ動かすことによって、
手全体の柔らかさを失うことになるんですよ」といった。
「先生、それはバタバタ弾くということですか?」
などとずっと食いついてきた。それから延々タッチの種類などについて説明させられた。難儀な親っているもんだ。
その先生の指導が良いと思うなら、何故わざわざ自宅から遠いわたしのとこに移ってきたんだ?
熱心さあまりに一々口を挟むから煙たがられたのかと思う。
ハノンをやめてテクニックをすすめたら「あんな大きな本はまるで初心者みたいでいや」
という。年末の発表会はギロッグかディアベリまたは平松にしようかと弾いて見せたら、
「素敵な曲ですけど、普通はきかない作曲家ですね」という。
では、どんな曲がいいですか?と聞くと長い沈黙のあと
「ベートーベンの告別なんか・・」という。うけいれなきゃよかった・・