ボレットとチェルカスキー
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04/06/18 23:47ID:QXe3xy48自分はボレットのデッカ盤は必ずしも実力が反映されたものではないにしても、それなりに魅力があると思いますよ。
自分が初めてボレットの演奏を聞いたのは、デッカ盤のリストのピアノソナタのCDでした。
特に80年代の中期までに録音されたものは、まだ衰えが見られず特にオススメです。
リストのCDは比較的その年代になるので、安心して買えると思います(超絶技巧練習曲は好みが分かれますが)。
今、売っているのではグリーグとシューマンのピアノ協奏曲やボレットのアンコール集は好きな人も多いと思います。
最晩年のも悪いと言うわけではなくて、自分は好きでも好みが分かれるかと思います。
フランクのピアノ曲集は間違いなく名盤だと思うし、廃盤だけどショパンのピアノ協奏曲は名演です。
そもそもボレットは聴衆がいないレコーディングが大嫌いで、本領が発揮できない人でした。
このことは本人が認めていますし、ボレットを評価したアメリカの評論家の多くが指摘しています。
(晩年であっても)ライブ録音を聞くと、そのことがわかると思います。
ライブでは心地よい緊張感・即興性・自由さがあり、それが演奏の魅力になっていました。
日本に来日した88年のリストの夕べを聞いた人は、CD以上の魅力で感激した人が多いと言います。
また、自分が習っていたピアノの先生はパリに留学していた時に何度か演奏を聞いたらしいのですが、
よく「生のボレットの演奏はあんなもの(デッカの録音のこと)じゃなかった」と言ってました。
その点、チェルカスキーはライブ録音がほとんどなので、真価を発揮した録音が多いと思います。
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