オーストリアとドイツを別々にみなすのは、単なる政治的枠組みだけで、文化的にはほとんど意味がないよ。
もしどうしても区別して論じたければ「ドイツ」ではなく、「プロイセン」「バイエルン」「ザクセン」「オーストリア」などという分け方をしないと無理がくる。
それらを包括する概念としてのドイツという言葉は、ドイツ連邦やビスマルク帝国の数倍の歴史を持つ。
オーストリアでも西と東は随分異なり、リンツ出身の「ドイツの野人」ブルックナーなどむしろ作品にバイエルン的な色彩が濃い。
現代のウィーン市民はハイダー(「ドイツ人のオーストリア」という国名を提唱)など過激派民族主義者を除くと
「我々はオーストリア人であってドイツ人でない」
という考え方が主流。これはもちろん、オーストリア人こそが正統のドイツ人であるという考え方を最悪の形で実践したヒトラーへのアレルギーが影響している。
ただし、南チロル地方(イタリア領内のドイツ語地区)がドイツへの飛び地編入を希望したり、地方は大ドイツ主義的な感情が強い。
スレ違い長文失礼。