高校生の頃、群馬県高崎市の音楽センターで
リヒテル氏の演奏を聴きました。

ピアノの手元のみ照らされた薄暗い照明の中で
バッハのプログラムを聴きました。
なんだか椅子ごと体が浮いていってしまうような
不思議なトリップ感がありました。
今でも忘れられない演奏会のひとつです。

恐れを知らなかった私は演奏後花束を渡したんですが、
リヒテル氏はとてもご機嫌がよかったみたいで、すっと手を差し出し
にこにこと握手してくれました。
分厚くてやわらかい、もちで形作ったような手の感触でした。
長文すみません。