>ついでだから言っておくがワルトシュタインの終楽章にあるオクターブの
>音階、ちょっと調べればグリッサンドが想定されていたことが分かるのに、
>あのザマだ。
 このように根拠が明快でないことをさもしらじらしく言ってのける、こうい
う手合いがおぞましい。
 チョット調べればですまされるようなことではなく、ベト時代にはグリッサ
ンドの記譜法は確定しなかった。この個所はチェルニー(ツェルニーではなか
ろう)等の証言によって、オクターブグリッサンドであったろうと推定されて
いるもの。しかもこれはすでにチェルニー時代にピアノのアクションの機構上
の問題で放棄されたのは周知の通り。そこで20世紀初頭の巨匠達のころには、
オクターブグリッサンドで弾くという発想はなかったものと思われる。
キミの言っていることは、言葉と裏腹に、これらの態度を否定していることだ
と気がつけよ。
代替え案も、人により様々。しかもスケールで演奏すれば記譜された音をいく
つか捨てなければならないので、バックハウスのようにオクターブの連続で弾
くのが理想的なパターン。これをピアニッシモで行うことが同様に難しいので
歯抜けスケールを採用せざるえないのだろう(シュナーベル版を除く、ただし
これでレガートに行えるかは疑問)。

>>85
テンポを落として弾くのは、テーム・モンタニヤール導入を動機としたベート
ベンの指示による。曲想を把握しないと同一テンポを守る方に目を奪われがちに
なる。このスレではがいしゅつではないということなので付け加えておく。