新刊のミケ本(DGにいたガーベン著)の中にケンプの
レコーディング時のエピソードがあったよ。

 プレイバックを聴いてるときに、あまりうまくいかなかった個所でも、
 修正する気が無いときに、ケンプはその個所に差し掛かると
 咳払いやら椅子をずらすやらして音を立てたそうだ。
 そうすると、誰も修正しようとはいえなくなったという。
 その場を想像するとなんか微笑ましいねぇ。

 あと、ケンプ自身はベートーヴェンのソナタ全集のステレオ盤は
 全然気にいらなかったそうだ。なんでも、エンジニアがあれこれ
 いちゃもんつけて切り継ぎされたのがいやだったらしい。