ところで、やっぱり議論が拡散してしまいます。
グールドとかホロヴィッツは概論的に述べるのが最も難しいピアニストたちですから、
端的に表現できないなら最強なのかどうか述べるだけでに絞った方がよさそうです。

議論を最強論に戻すため、私のような超絶志向の素人弾きの見方=最強ピアニストの基準を述べてみます。
●「ホロヴィッツに見られるような編曲法をより自然で洗練した流れへと向かわせようとするコンポーザー=ピアニスト系」
 現役ではアムラン、ハフ、ワイルドなど
●「鍛錬によって機能性を最大限まで引き出し、さらに楽譜に対して忠実を極められる演奏家」
 アンスネス、ツィメルマン、ポリーニなど意外に少数
●「楽譜に対して忠実であるかという議論を超越できるほど説得力のある爆発や指回りを魅せる瞬発演奏家」
 ヴォロドス、カツァリス、シフラ、フィオレンティーノなど少数
�B「ある程度のテクもあり、かつ平易な曲でも音色などの特異性が際立つ才能演奏家」
 ボレットとその師であるサパートン、ルディなど案外多数

自分にできない演奏するからこそ有難い。だから「才能はないが、鍛錬で頑張りました」系で中途半端な達成度を見せる
演奏家が最も苦手です。自分達アマチュアと延長線上で最も近いからこその敬遠。素直な感情だと思いますが。
最近で思い当たるのはアンジェラ・ヒューイットなどです。(愚弄ではなく、「最強」とは絶対に呼びたくないという意味)