1982年9月8日、アツモン&ベルリン・フィル
(独唱ヴァラディ、E・ハインズ、ヴェヌーティ、ヴェンケル、エンゲルト・エリ、
ラウベンタール、フィッシャー・ディースカウ、トマシュケ)
マーラー/交響曲第8番「千人の交響曲」
ベルリン芸術週間、フィルハーモニー。

82年のベルリン芸術週間はマーラー特集が組まれ、以下のプログラムがFM放送された。
5日 嘆きの歌 ツェンダー&BPO
6日 6番 ギーレン&ベルリン放送響
8日 8番 アツモン&BPO
11日 子供の不思議な角笛 シノーポリ&BPO
12日 10番(クック版) シャイー&ベルリン放送響
13日 3番 ハイティンク&ACO
24日 4番 デュトワ&ユンゲ・ドイチェ・フィル
この8番も当初はテンシュテットが指揮することが決まっていたが、キャンセルし
アツモンに変更になった。テンシュテットの指揮だったらと思わずにはいられないが、
結果的にアツモンの指揮もそれほど悪い訳ではない。全体的な印象としてはむしろ壮観な
ソリストや合唱陣をよくまとめている。しかし、彼がマーラー指揮者ではないためか、
やや大味に聴こえてしまう。要するに祝祭的だがマーラー的な要素は薄い演奏になっている。