>>881

・「オルガン」とか「チェンバロ」などと明示されている通奏低音パート譜が
例外的とはいえ残っているので、これはその通り演奏すればよいだろう。
・ライプツィヒ期の作品に限って言えば、当地のオルガンは室内ピッチより
全音高く調律されていたので、他の楽器と合わせるためには逆に全音低く
移調する必要がある。全音低いパート譜が残っていれば、これは明らかに
オルガン用と言える。
・移調していない数字付きパート譜はチェンバロか、場合によってはリュート
(ティオルボ)とみなしうるが、チェンバロはリハーサル時のみに用いたことも
否定できない。
・これらに当てはまらない場合は、適当。

参考文献
小林義武『バッハ──伝承の謎を追う』 pp.75-79.