>>44
フルヴェンが下手。
彼はバトンテクニックなどまったく意に介さなかった。
つまりそう言う技術的なものを超越した音楽の精神的な再現を目指した。
逆にオケ(特にベルリンフィル)は、その下手な指揮でも必死にすばらしいアンサンブルを形成していたのだから
抜群に上手かったといえよう。
戦時中のコリオラン序曲の冒頭の部分で、トランペットが飛び出したり、
ベト7の冒頭でオーケストラが不揃いだったり、
戦後のベト5のライブでクラリネットがこらえ切れず飛び出したりするのは、
フルヴェンの指揮振りがわかりにくいものだったからで、
その点でベルリンフィルはかなり苦心したらしい。