51年バイロイトの第9が、42年盤より優れている点は3つ。
�@アッチェレランドのかけ方がうまい。スコアでクレッシェンドの指定が付いて
 いるところでは、必ず巧妙にアッチェレランドをかけている。
�A「間」の取り方がいい。「vor Gott」の合唱が消えた後、恐ろしいくらいの間
 をあけてからファゴットを吹かせている。これだけ間をあけた録音は、彼自身
 のをふくめて、どこにも無い。
�B音がいい。何と言っても40年代と50年代の録音だけに、AMとFMぐらい
 の差がある。