折れはクラ歴ウン十年だが今でもやってる方法を初心者から少し進んだ人に薦めたい。
それは好き嫌いにかかわらず作曲家ごとに最低1枚は揃えていくという方法だ。そ
のときになるべくハズレにならないよう、交響曲のある作曲家は交響曲(できれば
中期以降)、それがなければ協奏曲、それもなければ管弦楽曲、室内楽曲というように
演奏者が多いものから手をつける。こういうものは作曲家の力量が表れるし、仮に
ハズレでも人手がかかっているからまあいいや、と考えることもできる。
こうしていけば自分が本当に好きになれるはずの作曲家にめぐり合わないまま一生を
終える、ということは極力避けられる。またクラオタ仲間から、おまえそんな作曲家
も聴いたことないんかい、と馬鹿にされることも防げるし、逆に相当なオタでも知ら
ない作曲家を持っていることを自慢できる、ということもある。これは「広く薄く」
という切り口。
 一方で、好きになった作曲家はすべて揃える、という「狭く深く」という切り口と
併用すれば、これは最強だ。正直言ってサイフの制約から「狭く深く」がどうしても
優先し、「広く薄く」のほうもやっていくのはなかなか大変なことなのではあるが。