(続き)

前スレッドが読めなくなってしまいましたが、たしか685さんのご質問にお答えしている途中でした。
記憶に関する問題だったと思います。
田尻さんが3日で暗譜なさるということ、たしかに集中してやれば暗譜にかかる日数というのはそのぐらいではないでしょうか。
かかっても5日ぐらいで可能なはずです。
ニコライ・ルガンスキーは、ラフマニノフの3番のコンチェルトを4日間で人前で弾いたそうです。
譜読みして暗譜する、という作業は、音楽という言語の文法やルールを知っていると、案外楽にできるものです。

前スレで、僕の記憶力が年齢とともに低下してきたかもしれない、と書きました。
そしてそれに対して、暗譜能力も低下したか?というご質問もいただきましたが、実は暗譜力に関しては年々上がっています。
それこそ、集中して取り組めば3日で大抵の曲は暗譜できると思います。
不思議な感じもしますが、記憶力は低下するけれど逆に効率よい記憶法というものが自分なりにわかってくるからだと思います。
確かに記憶できる容量は年々減ってきてはいるのでしょうが、
その分、音楽上の経験を色々してきて、記憶するときの手がかりになるものが増えてきたため、容易になってきているのですね。

たとえば、ある本に載っていたのですが、次の数字
<353120245753424679756468>
を暗記するのにどうするでしょうか?
このままやみくもに暗記するのは大変です。
音楽でも譜面の最初からただ弾いていって暗譜するのはこれと同じように大変でしょう。
しかし、良く分析してみると、意外な配列に気付き、記憶が簡単になります。
しかも音楽は、こういう数列以上に実は論理的なものですので(例えばショパンは、後期の作品になるほど数学的見地から見ても完璧な楽曲になっているようです)、
分析して手がかりを増やせばいとも簡単に暗譜できるようになります。

ちなみに上の数字ですが、
4つずつ、6個のグループに分けられるようですね。
そして各グループの先頭が奇数の場合と、偶数の場合で法則がそれぞれ違うことに気付けば・・・
あとはもう覚えるのに20秒もいりませんね。