以前にこういう議論があった時も「音色」の定義がハッキリしてなかったね。
人によって演奏が異なるのは確かだが、それを音色という一つの概念に
帰着させて考えるのがそもそも適していないのでは。
打鍵・離鍵における物理的特性やリズム感などが様々に相互作用して
総合された結果、それぞれの演奏家ごとの“音”の印象が出来上がるんだと思います。
当たり前のこと書くな!と言われそうだけど。

私は、個人的にピアノの音に色彩感はあまり感じない方で、色彩というよりは
単色で描かれた“模様”というイメージが湧き上がって来て、
その模様の特徴はピアニストごとに異なります。
丸っこい点のようなものが手書きで微妙に崩れた感じに配置されていたり、
磨きぬかれた硬質ガラスの板がビッチリ敷き詰められていたり、など。