【猛演】ヴラディミール・フェドセーエフ【爆演】
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04/05/26 19:50ID:8hTaJKNm小山実稚恵は以前外来オケとラフp2番をやったのを聴いたことがあるのだが、
線が細くてどこがいいのかさっぱり分からなかった。今回もあまり期待していなかった。
そしたら大化けしていたよ。
一楽章のピアノソロの場面になると、オケのメンバーのほとんどが、食い入るように小山を見ている。
百人もの一流音楽家に囲まれてピアノを弾くというのは、ものすごいプレッシャーのはずだが、
実に堂々と渡り合っていた。良く鳴り、良くメリハリが利いている。
私はピアノは暗いのだが、ビルトゥオーゾというのはこんな演奏をいうのだろう。
最初は硬かった第一主題も、繰り返すたびに情感が増すように聴こえた。
圧巻は三楽章のラスト。打楽器が入ってピアノソロの後、結末に向かって猛烈にアッチェレがかかるところ。
ソリストにしてみれば、一番の見せ場である。鍵盤に向かって一心不乱に弾きそうなもんだ。
ところが小山は鍵盤など全然見ない。フェドセーエフの指揮しか見ていなかった。
指揮者はピアノのま左に立っているから、
客席には小山の後頭部とねじれた背中しか見えないのである。
それはオケの総演奏の一員として楽器を弾く姿勢を如実に示していて、
実に格好良かった。オケも白熱。
ソリストとオケと指揮者があんなに一体化して聴こえるというのは滅多にあるもんじゃないと思う。
それにしても、映画「シャイン」じゃないが、この3番が肉体的精神的に重労働を強いるのは分かる。
が、この小山のラフマニノフが埼玉と佐世保だけというのは(27日の松戸ではチャイコのpコンがあるが)・・・
埼玉と佐世保で聴けた人は幸せ者だ。
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