>>629
>KP-1100やGT-2000等これより上級機にすると何がどう良くなるのかな?
正直、何も良くならないどころか悪くなると思う。

CDとは異なり、「立ち上がりの速いくっきりした音」がLPでは出し難かった。ケンウッドや
ヤマハのプレイヤーは、店頭などで一聴するだけで素人にも違いが判り易いそういう部
分での差別化をアピールするために「余計な響きを付けない」という減点法でガチガチに
固めたプレイヤーを設計していたけれど、そういう方向がもし好みだとしても所詮CDには
敵わない。ビクターのプレイヤーは、当時の専門誌などでもあまり評判にはなっていな
かったが、むしろLP本来のなめらかで立体感のある深みのある音を出す点で、少なくとも
生楽器の響きのイメージを再現する上では、ずっとバランスの良いものだった。

もしグレードアップを考えるなら、プレイヤー自体の交換よりも、まずセッティング(置き場
所)を詰めるのがオススメ。LPプレイヤーは振動にもっとも敏感な機器なので、できれば
専用のラック(比較的廉価で買えるものだとSound Organizationなど)を利用すると、格段
にクリアーな響きが得られると思う。

また、古い機器だと線材の劣化もあるので、交換が可能ならばやる価値はある。カートリッ
ジももちろん重要だけど、QL-A70搭載のトーンアームの性能には限界もあるので、バラン
スを考えると、無理にあまり難しいカートリッジを使わない方が結果は良いと思う。