>>93
ボリス・チャイコフスキーのチェロ協奏曲イイネ。聴けば聴くたびに何か発見が
ある。ショスタコーヴィチが「天国的な美感を発見する試み」と評したのは至言。
アメリカでのロストロ公演の際、陳腐な旋律などと酷評されたそうだが、たとえば
終楽章の“故意に陳腐な”旋律は生活感とその背後にある人生への屈折し透徹した
表現だ。これを感じ取れないようなヤンキー共に聞かせるような音楽ではもともと
ない。