(オペラ以外について)個人的にはフィラ管につくまでの鯖は好きではなかった。
シューマンやVSOとのブラームスとシューベルトのみよかったが。
なんだか冷たくて本当に鯖鯖していてただマジメなだけ、と感じていた。
バイエルンでほとんど大企業の社長と同様の仕事をして、多忙から開放された
フィラ管では水を得た魚のように甦った感がある。同時期にLPO振ったブラは
ダメだし、コンセルトヘボウのベト全もかなり老練な技は出ているがイマイチ。
フィラ管と録音したものは全て素晴らしいと思う。唯一自主制作のシューマンだけ
録音が糞でダメだったが、EMIに録音したものはよい。
フィラ管をずっと聴いていた耳ならわかるはず。ムーティの後期は不振だったが、
それを吹き飛ばす開放的な溌剌さと緊張感、精緻さは筆舌に尽くしがたい
強いて一つ選べば独墺以外だがリストとドヴォを入れたCDがいい。
ただオペラという経験は切り離せず、バイエルンやバイロイトの経験が
なければロスバウトのようになってしまったかもしれない。(アーヘンなどは別)
あとはチェコ・フィルとの出会いだな。ヤナーチェクを毛嫌いして喧嘩別れしたみたい
だが、あそこでドヴォルザークに触れていなかったらつまらなかったと思う。
(ちなみにチェコ・フィルでのモーツアルトはよくないと思う。とくに40番)