私はこの人、技巧を聴くピアニストじゃないと個人的には思っている。
もちろん、上手い人であるには違いないとしても、それ以上に、
「グランド・スタイル」が私にとってのモイセイヴィッチの魅力。

だから、指がよく廻ってるものの、もう一息のところで歌が寸詰まりになる
戦前の録音より、熟成し、たっぷりと間を取った戦後の録音の方が好き。