薔薇色に匂う春の夕ぐれ・松田瓊子
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0001名無しの笛の踊り
04/03/23 21:09ID:nGBFxwhm東京小石川生まれ。1916〜40年。
「ひまわり」世代に人気を得た夭折の作家。
父は作家野村胡堂。
神谷美恵子とは親友。
「若草物語」のオルコットらに影響を受け、
キリスト教信仰にもとづいた清純な作品を開花。
みなさん、ご存知、野村胡堂(あらえびす)の
二番目のお嬢様でいらっしゃいます。
松田瓊子さんが好みそうなクラシック音楽を語りましょう。
0002名無しの笛の踊り
04/03/23 21:12ID:nGBFxwhm(「新入生」冒頭より)
薔薇色に匂う春の夕ぐれを、空色の洋服を着た愛らしい少女が一人、
スーツケースをさげて静かに野辺の小路を歩いていた。
武蔵野のほとりである。
小路はなだらかな丘の麓で消えていた。
丘にはもう緑の草が萌えて、
夕空に高くそびえる欅の裸木の上に、
クリーム色の壁、チョコレート色の屋根の、
見るからに心地よい家が建っていた。
0003名無しの笛の踊り
04/03/23 21:21ID:nGBFxwhm■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています