>>858
無茶なことは言わない人だと判ってよかった。僕は、お父さんが作ったとされる
旧ランバッハの方が好きだから。
確かにパリ旅行あたりで単なる神童を脱皮してブレイクしたと思う。

でも、ザルツブルグ時代マニア(なんだそりゃ、要は全集を順番に聞いて
神童の進歩を楽しもうという)としては、パリ旅行ではちょっと遅い。
モーツアルトの個性はパリ以前に十分発揮されてると思うな。
作曲コンクールに並べるとしたら、Mハイドンや
バッハの子供と並ぶ程度かもしれないが。弦楽四重奏でいえば、
ブレイクする前のミラノセットやウィーンセットの中に深い感情を表出させる
ための装置は準備されているというか。
K171のEs-durの曲(ウィーン四重奏第4番)は、これがなければ
後のK428の内にこもった表現はありえないくらい一歩手前まできているし、
14(K114), 21(K134), 29(K201)のA-durの交響曲の流れは、
後期交響曲ではついに再表現されなかった独自の突き抜けた爽やかさ、
萌えてくる春の喜びのようなものを表現している。萌え。