>>86
もう、最後の書き込みと書きましたが、
せっかく丁寧に書かれていて無視するのもいささか気が引けるので書きます。

近藤さんの音楽性ですが、やはりラヴェルのオンディーヌを視聴した限りでは
どうしてこのようなデリカシーのない音が出せるのかと疑問になるのです。
ラ・カンパネラの出だしにしても、いくら鐘の音といってもあの弾き方は
違和感を感じえません。本当に何も伝わってこないのです。

ここで近藤さんの演奏に否定的な意見を言っているのは、
芸術音楽として一流ピアニストを数多く聴いている人たちのものだと思います。

及川さんや青柳さんは外人ピアニストに比べると、まだまだおとなしいほうですよ。
もっと自由でアクの強いピアニストがうじゃうじゃいます。
それが、個性となって自己を確立しているのです。
そういう中で近藤さんの演奏は素直なのかもしれませんが、
それは没個性で打ち込みのような音楽にしか聞こえません。
きっとミュンヘンの時はもっと上手かったと信じたいです。
そうじゃなければ、テープ審査にも通るとは思えません。

近藤さんがこのように今でも人を惹きつける魅力がどこにあるのか、興味深いところではあります。