ホルヘ・ボレット
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0077名無しの笛の踊り
04/03/17 09:59ID:tViz7iMrこれがボレットのインタビューの全容らしい。
「今日の大部分のピアニストはその演奏において色彩が欠けているように思う。
彼らの音のパレットは実際、非常に制約されている。私は今世紀の偉大なピアニストたちを聞いて育った。
私の署名帳にはホフマン、ゴドフスキー、レヴィーンらのサインが並んでいる。
姉が4歳半の私をリサイタルに連れて行ってくれた日からピアニストになりたいと思った―あの人がかけているスツールに僕も坐るんだと思った。
当時、ホフマンは信じ難いような色彩の範囲を持って演奏したものだった―生き残っているわずかな録音からは想像も出来ないような―
そして、彼は時には、今日に至るまで私には理解できないような弾き方をした。
『ドン・ファン幻想曲』(ドンジョバンニの回想)のような曲で頭の上まで両手を挙げてから、ばんとぶち下ろした
―まるで落雷のように、それでいて耳障りな音ではなかった。
ラフマニノフはホフマンとは別の神技を披露した。
それはあたかも弦楽器が全くビブラートをしないかのように、ピアノの音を完全にドライにすることだった。
私はこれを再現しようとして、あらゆる努力を試みたが、ラフマニノフと同じことは出来なかった。
今日のピアニストはピアノでやれることをもっと自覚しなければならないね…」
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