クラシックってとにかく外から見えるよりずっと幅が広いから、俺はこれしか認めん!っていう人が出てくるのも自然なことだけどね。
最も好きな作曲家はスーザとウェールベンですとかいう人もあまりいないだろうし。
昔、サザーランドとボニングがメトロポリタン歌劇場で演目を「後宮からの誘拐」から「メリー・ウィドー」に替えようとして揉めたことがあった。
(大歌劇場は原則こうもり以外のオペレッタの上演は認めない。今は一部解禁されているかも)
そのとき、ドナルド・キーンが激怒して、この二作品を並べて論じること自体不愉快とか、最低のオペラを演奏者の力で最高のオペラに比肩させようというのはとんでもない思い上がりとか、散々なことを書いていた。
俺自身はモーツァルトもレハールも大好きだが、「後宮」よりは「メリー」のほうが作品として上だと思っている。
結局オマエはモーツァルトが判ってないってこったよ、っていわれそうだが、ウェールベン&スーザまでいかなくても、この程度の雑食はそう異常ではないのでは。
マーラーだって「こうもり」の指揮が得意だったわけだし。
ヴェリズモは少し違った範疇になってくると思うが、そんなに嫌ってやるなよと言いたい。まあ個人の勝手だが。