>>327
第2集は屈指の名演だな。重厚だとか色々意見があるが、少し筋違い。
ドラマティックな演奏であればフルトヴェングラーが圧倒的だし(特に
ワルキューレの騎行!)、重厚な演奏であれば、クナッパーツブッシュ
の方がいい。

カラヤンのその演奏を一言で言えば懐の深い演奏。よく解釈して丁寧に作品と向き合って
演奏している。これだけでもトスカニーニやフルトヴェングラー等
の演奏と張り合える。例えばマイスタージンガーは全曲を聴いてみたい
程。ドレスデンとの演奏よりカラヤンの主張がよく出ている。

しかし第1集は基本的な傾向は同じだけど共感度に明らかに差が
あるのか、問題が多々ある。
タンホイザーは華やかで演出が巧みだけどそれだけだし、
トリスタンは前奏曲はただ鳴らしているだけ。愛と死はリズムが
セカセカしていて、どちらにせよ、後年のDGのライブ録音と
雲泥の差。ローエングリーンはその中ではいい出来だけど、
イマイチ購入する価値はないと思った。