>>83
 個人的に好きなのはアラウのデジタル録音の方。ただ同じくらいギレリスも
いい演奏だと思う。

 アラウは、演奏家が演奏家だけに親しみを感じている人も多いらしいが、よくよく聴く
と、細かいところで敢えてそう演奏している面が多く、よく曲を分析している
な!と感心してしまう。日本ではそのイメージはブレンデルにあるようだけど、
自分はアラウのほうがよく研究しているように思う。
 ブレンデルは、いわゆるベートーヴェンのスタンダードの演奏とは異なる
感じで、特にスタジオ録音の方は知的というより冷静さが目立つ傾向にある。
それを好むか好まないかは人それぞれだと思う。
 ギレリスの演奏は、フンスの某評論家が雑誌で記載していたが、
総体的に見て、「ロシア!」というイメージをあまり感じさせない演奏だ
と思うとても珍しい)。実際、ハンマーグラフィーアとか、何もとらわれず
に、純粋に演奏している。その点がすごいと思う。
 コワセビッチはソツがない演奏で、それ自体ベートーヴェンから外れて
いる気がする。
 プリュデルマシェは聴いたことがありません。スマソ。