>>950
たしかに、アニー・フィシャーに似ているが、ずっと知的ではある。
というか、攻めが多彩。というか、がんがん鳴らすときのアニーフィシャー風の
下品ささえなかったら、究極の一品なんだが……。

ケンプ好きは、嫌うかもしれないが、内向的なアプローチばっかの
演奏しかないベトのPソナタでは、スケール感を前面に打ち出した
演奏は、非常に貴重だと思うので、ケンプ好きこそこれを聴いて、
自分の了見の狭さを思い知るべきだと思う。内面的な演奏ではないが
それなりのデリカシーとかはあるし、構成もしっかりしているので、
最後まで興味深く聴ける。