きょうのCD
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番ニ短調 作品47
ルドルフ・バルシャイ指揮 ケルン放送交響楽団 1996年 ケルン・フィルハーモニー

1楽章の主題を提示するオーボエの第3オクターブ音域の音色に非常に特徴あり、
ヴィブラートをかけてD音を頂点にクレッシェンドしていきます。宮本さんらしい。
演奏そのものはザンデルリンクもとったと思われる、ショスタコーヴィチ自身の
解釈を踏襲したものです。そんなにオーボエが目立つ曲でもないし、フルート
とのユニゾンや対旋律が多いなど、演奏はかなり難しい部類に入ります。

有名な終楽章のファンファーレの後、ティンパニとバスドラムの連打で曲は
終わりますが、このとき木管楽器8本はトリルを32小節繰り返しているという
なかなかキツイ曲です。安価な全集だったのですが、値段が上がったのが
残念ですね。