グスタフ・マーラー Part 10
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0900名無しの笛の踊り
04/05/19 03:35ID:KPYaXhix> 当時の批評家連中が「適切な構築性を欠き、
> 勝手気ままに音楽を作って喜んでいるだけの意味不明な曲」と批判はしない。
> 当時のドイツ音楽の流れからすれば明らかに異端だったはず。
全然わかってないな。
当時の批評が全くアテにならん事は音楽史で数々の名曲が初演で失敗した事でも証明
されている。
当時の人間にとっては異端でも後世からみるとメインストリームというのは音楽に限らず
普通にあり得る事だ。
バッハにしろベートーベンにしろ生きていた頃はある異端だった。
ブルックナーなど初演ではほとんどの曲は酷評されその化け物的な長大な交響曲が
物笑いの種になった。
後世ブラームスとならんで最もドイツ的な作曲家と見なされる事などその当時の人間には
想像も出来なかったろう。
> 伝統的ドイツ音楽(ソナタ形式等の強固な理論に基づいた音楽、形式により構築されている音楽)
という考え方自体全くナンセンス。
ベートーベンやシューベルトについていうならあり得るが、ベルリオーズはマーラー以上に
破天荒な交響曲を次々発表している。
メンデルスゾーンですらオラトリオに近い形式で2番を書いている。
マーラーの時代においては交響曲における楽章形式など崩壊しつつあった。
実際Rシュトラウスは当時も現在もマーラーよりドイツ的な音楽と見なされているが、
交響詩にせよオペラにせよ、形式的には強固ではない。
シュトラウスも(若書きと)後には伝統回帰した3幕のオペラも書くが、マーラーの生きていた
頃に書いたのは不道徳として上演不可能にされるほどスキャンダラスな台本に巨大なオケ
を擁した一幕物のオペラという当時としてはバリバリの前衛だった。
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