犬の遠吠えみたいな議論を読んでてもしようがないので、
携帯で立ち撮りしてきた。

「ユーホニウムは日本では「小バス」と呼ばれ、
正式にはテノール・テューバと呼ばれるテューバの仲間(この二字不鮮明スマソ)
の中の最小の楽器である。」

バリトン・ホルンの項目も独立してあり、
筆者は「バリトン・ホルン」をサクソルン属の楽器とし、
「ユーホニウム」をテューバ属の楽器と考えていると思われ。

今月のP誌にも、ユーフォニアムが「A.サックスの発明である」
とするのは、眉唾だとする記事が載っていた。
グローヴ音楽事典の記述によれば、
1838年にドイツのモリッツが製作したテノール・テューバが、
ゾンマーに改良されてゾンメロフォンとなり、
これが後にオイフォニオンと呼ばれた。
これをユーフォニアムの元祖としている。
ゾンメロフォンについては謎だったが、1851年当時の図版が発見された。
これがモリッツのテノールテューバにそっくり(バルブはロータリー式だが)。
1850年には、スタイルはゾンメロフォンとそっくりで、
もっとボアの太そうな楽器が、チェルヴェニーで「Euphonion」
として販売されていた証拠がある。

こうなると、ユーフォニアムの元祖の軍配は、モリッツのテノールテューバにあげたくもなる。
1850年当時に、「Euphonium」という名称のB♭管のバリトン楽器が、
A.サックス関連で製作、販売されて行った証拠が出てこない限り。

証拠がいろいろ出て来ると面白いですな。歴史解釈がひっくり返るかも知れない。