>>68
久し振りにN響とのドイツレクイエム(1983)と、ライプチヒのCD(1985)を聴き比べ
してみました。
巧さ、は置いといて、ライプチヒとの演奏の方が若干起伏が大きいと思う。ppの扱いなど
が丁寧。これは教会での録音ということもあるのかも知れない。子音の飛ばし方は
同じ。両方に言えるのは、合唱の扱いがとても丁寧。

NHKのビデオはPf合わせ練習風景や指示、関屋先生とのインタビューも含まれてい
るが、ケーゲルはこの作品について「深いロマンティシズム」と言っていた。その
意味ではライプチヒの演奏の方が、彼の言葉により合っていると思う。
(N響のは少しあっさりしている...合唱団のせい?)
ドイツレクイエムはライプチヒで初演されているので、そういう思い入れもあるの
かも知れない。

いずれにせよ、CD屋のポップで「怒涛」「憤怒」「爆発」などという煽り言葉を
目にすると(確かに変な演奏も多いが)、「それだけでもないんだけどなぁ」と
オレは思ったりする。生きていて欲しかったな。