大昔、「N響アワー」か何かで放映されて観た記憶があるのだが、ケーゲルがN響に客演した際に振った
シューマンの第4交響曲はすごかった。なにがすごいかというと、音楽がまるで前に進まないのだ。
巨大な重機がやたらとギアチェンジをしながらあちこちにぶつかって進むといった感じの演奏だった。
また、指揮の仕方もとても変わっていて軍楽隊の隊長の様に縦方向の大仰な振り方であったと記憶している。
ケーゲル=変人のイメージが私の中で固まった記念すべき出会いであった。
NHKには是非この演奏を放映してもらいたいものだ。
なお、ムラヴィンスキー等の過去の巨匠の映像をDVDにてリリースしている某社がケーゲルの映像入手を
各方面に働きかけているそうである。近い将来、ケーゲルを観ることができるかもしれない。