>>163
私がもっている5番は、1977年録音のもの。
テンポは速めで、全体は厚みのあるがっちりした構成だが、
意味ありげにささやく印象的な木管、
思い切りよく吹き放つ金管、
時にテンポを落として、優しく語りかける弦合奏など、
変化に富んでいて、聴きどころ満載、とても魅力的です。
5番は一番好きな曲ということもあり、よく聴いています。
(もっと流麗で美しい演奏なら、レーグナーがいいです。)
8番と9番(いずれも1975年録音)も持っており、
演奏の傾向は似ていますが、5番ほどはいいとは思いません。
ただ、ケーゲルのブルックナーは、
同じ曲でもいろいろな録音がありますので、注意してください。
1970台後半のものが、個性的で良さそうです。
それ以前は、東独らしいオーソドックスな重厚演奏に近いかな。
(逆に晩年の演奏は、虚無的って感じのものもありますが)