>>676
ニレジハージは、本当にすごいピアニスト。
とにかく音に重みがある。変なたとえですが、ハスキルの演奏を「すっきり味のサラダを食べる」とすれば、ニレジハージは「濃厚な味の厚切りステーキを食べる」
といった感じでしょうか?
CDとして世の中に出ているのは、私の知る限り、3枚。
1枚はVAIから出ているオペラ・トランスクリプション、もう一枚はVAIから出ている、リスト演奏(様々なピアニストのリスト演奏の中に彼のものが入っています)、もう一枚が(これは恐らく入手困難でしょうけれども)、
Newport Classicsから出ていたピアノロールの再生復刻です。

LPに関しても枚数は少なく、ソニーからリストの2枚組とチャイコフスキー、ボルトキエヴィチ、グリーグなどを収めた1枚、
IPAのリスト集が1枚(ヨーロッパではテレフンケン・レーベルで発売)、それとこれは特殊な盤ですが、高崎にある短期大学で彼の日本ライヴを2枚のLPに仕立てて発売していました。
あと、ARGOから、ピアノロール再生復刻のLPが1枚ありました。
あと未確認ですが、LPの初期の盤で、確かフランスかのデュクレテ・トムソンかなにかで1枚出ているそうです。
これは内容も分かりません。
SPに付いてもあるのかもしれないですが、私は分かりません。

実は去年がニレジハージの生誕100年だったはずです。
何らかのまとめたCD復刻を期待していたのですが、全く何もありませんでした。
ソニーにしても、本当にひどすぎます。あれだけの音源を抱えていながら、復刻しないのですから。
ソニーに関してはこんなひどい話を聞いたことがあります。
以前「グレート・ピアニスト」というフィリップスのシリーズがありましたが、あれに関しては、ソニー音源が異常に少ないことに気づかれた方もいるかと思います。
ソニーが音源提供に際し、異常な高額を要求したのと、音源の出し惜しみをしたため、あんなにソニー音源が少なくなったのだということだそうです。