最近、Adagio Classicsから出たブルックナー交響曲4枚組のうち、49年3月1
5日(ライブ)の8番は、音がいいよ。
マイクがティンパニにオンで、轟音が主旋律を飲み込んでしまう個所が多いけれど、
それがそのままCDになったリマスタだ。
これに比べるとドイツ協会盤やアーチペル盤は、大きすぎるティンパニの音を削ろ
うとして音楽そのものを削ってしまい、聞き苦しい。
今度の盤はその点、ナチュラルなサウンドが楽しめる。これはお薦めだよ。

ただし「一番フルヴェンくさいブル8」だから、朝比奈やヴァントを聞きなれた耳
でいきなりこれを聞いたら卒倒するような解釈だけどね。