確かにコッペパンはおいしくなかったけど、俺としては出始めの頃のご飯よりはマシだと思ってた。
俺の小学校でのご飯の最初の頃は、ビニール袋のようなものにパックされたお粥のように柔らかいもので、袋がまた上手く破れなくてご飯がプニューっとペースト状に出てきたりして最悪・・・。
高学年になると 「パンがよいかご飯がよいか」 というようなアンケートが配られたが、俺はパンに一票を投じた。ご飯派がパン派を上回ったような記憶があるが、何故かその後もパンがメインだったような気がする。
俺はいまだに朝はパン派だ。

個人的にコッペパン自体よりも問題だったのがマーガリン。時々ジャムとかチョコペーストが出たがチョコペーストの時は取り合いになったりとか、何故か数が足りなくなったりとか・・・。
マーマレードはとりわけ不人気だったのが印象に残る。俺は好きだったが。
ところで、マーガリンの袋の端には、ひとこと豆知識のようなものが印刷されていた。「猿のお尻が赤いのは血が透きとおって見えるため」 とかのくだらない内容もあったなあ。
猿のお尻が来た日は、おみくじで凶を出したような気分になったなあ。
俺はいまだにマーガリンだけは使わぬ。

何よりもパンについて忘れなれないことは、半分喰って残す奴や全然食べない奴が机の中やらに放置する結果、カビの発生に繋がっていたということだ。
放課後に人の机や体操着袋を漁ったら、年代もののカビパンが大量に発掘されたり・・・。
ともかくあの頃は、カビが日常生活に親しき存在であった。店先のパンにもカビが生えていたことがあった。今より防腐剤などの添加が少なかったのかもしれない。
女の子の机からカビパン出た時はがっかりしたなあ。